こんにちは!ざいぜんです。
最近コロナが猛威を振るっている関係で、色んなイベントがストップしています。とても残念ではあるのですが、私は振り返りのいい機会をもらったと思っています(思うようにしています)。
というのも、タイトルを見たら少々勘づくと思うのですが、私は今から「3/1」以前の出来事を振り返ろうとしています。本当に「事」がたまっている!!!春休み序盤の意気込みはどこへ…。
という感じで、早速振り返っていこうと思います。
今回は、私の愛して止まない国際寮(KKT)について!
KKTとは
KKTとは、国際交流棟(KokusaiKouryuTo)の略です。
…日本語かよ!!
と最初は私も思ったものです(今は全く気になりません笑)。約100人の日本人学生と留学生が5:5の割合で一緒に暮らす寮で、本当に幅広い国籍を持つ学生が毎日楽しく生活しています。私は1~2年の2年間、この寮で個性豊かな寮生たちと一緒に大学生活を過ごしました。
KKTに入った理由
実は私は2年前、自分でKKTを見つけ、入ることを決めました。
理由は「異国の文化、嗜好性を知りたい、国際交流がしたいから」でした。なぜ、そんな想いを持ったのかというと、高校生の修学旅行で行ったベトナムとカンボジアで日本(私と私を取り巻く環境)との違いに衝撃を受けたからです。
ベトナムでの衝撃
学習環境としては整っているとは言いづらい環境でした。壁はコンクリートだし、エアコンは無いし、窓は壁に穴を開けたみたいな状態でした。
しかし、生徒たちの学力と学習意欲は日本人の私たちとは比べ物にならないくらい高かったのです。
まず、英語が堪能でした。私たちが英会話で習った「マイ・ネーム・イズ…」のレベルでは全くありませんでした(そもそも小中高で英会話とかやらなかったから、私のレベルがそこ止まりだったのかも笑)。
そして、ハノイの生徒は物凄い勢いで私たちに話しかけてきます。これは主観ですが、私はハノイの生徒たちのその姿勢から「日本人と交流できるこの機会を絶対にものにするぞ」という気迫、意欲、貪欲さを感じました。
今まで、私にとって「勉強」は与えられるものでした。整えられた環境で「やれ」と言われたものをやってきました。しかし、ハノイの生徒たちは整っていない環境ながらも、自分から学びを掴みに行き、明らかに私たちよりも楽しそうに学力を伸ばしていました。私はこの状況に衝撃を受け「人の可能性は無限だっていうのはこういうことなのか」と感じていました。
APUを目指す!
そこから私は「なんで日本人とベトナム人はこんなに違うんだろう」と疑問に思い始め、「異国の文化・嗜好性をもっと知りたい!」と感じ、立命館アジア太平洋大学(APU:国際系に特化した大学)への入学を目指し始めました。
あ、実は私、福大が第一志望ではないんです。そして結論から言うと、私はAPUの試験を最後の最後まで受けて、「全落ち」しました。(因みにいうと、私は福大へは⊖の理由で入ったのですが、商学部へは物凄く⊕の理由で入りました。そのこともいつかブログに書こうと思います。)
APUに行けないとわかったときは「あんなにAPUで学びたかったのに、神様は意地悪すぎる」と本気で思って落ち込みました。そして前述したように、もし福大だったら商学部に入りたいと思っていたので、私が異文化について学ぶ道は閉ざされたのだと思いました。
でも、私、多分もともと少し負けん気が強いんです。「絶対に違う方法を見つけて学んでやる」という思いで福大の資料を漁りまくりました。
そして、見つけたのが「KKT」というわけです。
イギリス語学研修
KKTでの生活は、想像を遥かに超えて楽しく、毎日が修学旅行のような感覚でした笑。
初めは「国際交流をしなきゃ!」と肩ひじを張っていましたが、いつのまにか外国人とか日本人とか関係なく、一人間として好きで友達になっていきました。
先輩方も本当に優しくて大人で、「私は1年後こんな風になれるんかな…」とよく思っていた気がします笑。
研修の前に
そんな中、やっぱりまだ海外に強い憧れを抱いていた私は、1年の夏にイギリスへ3週間の語学研修に行くことを決めていました。
そして私は、研修期間中は語学力を吸収できるだけ吸収してこようと思っていたので、研修までの間にあらゆる方法で英会話の練習をしていました。EPで昼食を取りながら英語で話したり、GAPでECCの講師の方と勉強したり、KKTでは留学生に協力してもらったりし、英会話の力をつけていきました。
これはただの独り言ですが、探したら「世の中マジで方法はいくらでもある」んだなぁと、私はこのとき実感しました。KKTもEPもGAPも、福大の資料を漁っていたときに見つけたものです。少し遠回りになるかもしれないけど、確実に「自力」はついていきます。
イギリスへ!
そして、満を持して、イギリスへ!!!
いざ、イギリスに着くと、画像や動画でしか見たことのなかった建物や風景が広がっていて、私は「これは本当に現実なのか...!?」と1人で感動していました笑。
しかし、反面私は、異国や他言語であるという実感に圧倒され、恐怖を感じ「現地の人に話しかけたくても上手く話しかけられない」という辛い日々を過ごしました。「こんな恐怖心は自分の思い込みだ、あんなに練習したのに何やってんだ!」と自分の中で葛藤し続けましたが、結局私は、その形のないものへの恐怖心を消せることなく、イギリスでの語学研修を終えることになってしまいました。
帰国後は、若干の安堵感と、「こんなはずではなかった」という情けない自分への怒りと後悔でしばらく悩み落ち込みました。
新たな視点
しかし、私は、この経験によって「新たな視点」を得ることができました。
以前から、寮生活の中で「なかなか私たちの輪の中に入ってこないな、もしかしてあんまり私たちのこと好きじゃないのかな」と感じていた、特にヨーロッパからの留学生に対して、「もしかすると私が感じたような気持ちを抱えているのかもしれない」と思うようになり、「私の手の届く範囲にいる子たちには、絶対に私のような思いをしてほしくない!」と強く思ったのです。
もちろん、みんながみんなそうでなくても、語学研修の経験によって少しは留学生の気持ちがわかる私なら、
自分がイギリスでかけてほしかった声を掛けれるし、
自分がイギリスでやってみたかったことを企画できるんじゃないか、
よし、私が「留学生にとって人生の財産になる留学生活を!」つくろう!!
と思い、私はこれまで以上に留学生と深く関わるようになります。
副寮長になった
上記のような想いを強く持っていた私は、寮の代替わりの際に、自分が裁量権を得るために取り敢えず役職を得ようと思っていました。ぶっちゃけ何でもよかったです。でも、寮長になるとさすがに荷が重すぎるから副寮長くらいがいいな…とは密かに思っていました笑。そして、結局「副寮長」になることができたので、良かった良かった、って感じでした笑。
どんな先輩であれば
ここまで、ごりごり留学生の話をしているのですが、(当たり前だけど)KKTには日本人学生もいます。しかも5割!私はこのとき、これから約40人の新1年生が入寮してくることが分かっていたので、「私はどんな先輩であればいいんだろう」と大真面目に考えていました。
私の好きな先輩
ネットとかで散々調べてみましたが、結局最後は「私の好きな先輩は誰かな」から考えることにしました。そして、パッと浮かんだ先輩について「なんで好きなのかな」と考えて、「安心感」と「いつも楽しそう」の2つがでてきたので、「なんでこの先輩はそんな雰囲気が出せるんだろう」と考えてみて、わからなかったので本人に聞きました笑(頼るの大事!笑)。
そして、その先輩から返ってきた答えは「一生懸命やることと、自分が誰よりも楽しむってことを大事にしてる!」でした。正直それを聞いたときは、え…。と思ってしまったのですが、今ならより深くその言葉の意味を理解できているような気がします。
まぁそんな感じで、私は1年生にとっても留学生にとっても「安心感」や「いつも楽しそう」な雰囲気を感じられるような先輩であろう、と思っていました。これに関しては、目に見えるものではないし、本当に出来るだけ、って感じで頭の片隅に置いていました。
みんなに平等に
あと付け足して言っておくと、私は先輩として「みんなに平等であること」は貫こうと思っていました。
KKTでは、謎に「先輩が後輩に飯を奢る制度」があります。特に女子の先輩に多かったのですが、気に入った子とは何度もご飯に行くけど、そうでもない子とは1度も…。なんてことがありました。私は先輩にたかってると思われたくなくて「ご飯いきましょ!」とか言えなかったので、思いっきり後者でした。(これは後輩を持ってから感じたことですが、後輩から「ご飯いきましょ!」って誘われたらめっちゃ嬉しかったです笑。私も先輩に勇気出して言っときゃよかったな…!)
「平等」というのは全般的にですが、とりあえず私は「贔屓をしない」「ご飯はみんなと1回ずつ」「私みたいに言い出せそうにない子は私からご飯に誘う」と決めていました。(でも、ご飯をみんなと1回ずつは行けなかったから達成できてはないですね…。行けなかった子ごめん!)
愛があふれた
そして、待ちに待った1年生が入寮してくる日!
私はめちゃくちゃ不安でした。もともと人見知りですし、どちらかというと先輩っ子なので、去年先輩たちが良くしてくれたように私もできるかな…と不安に思っていました。しかし、これは完全に杞憂でした。
…1年生かわいい!!!
会った瞬間、愛があふれました笑。なんというか、弟と妹を一気に40人もらったみたいな感覚でした。私、お姉ちゃんはいるのでずっと弟か妹が欲しかったんですよね。ちょっと多いけどみんなかわいいから、いっか!って感じでした(いやお前の弟妹ではない)。
具体的に行ったこと
なんだか話がズレにズレてしまいましたが、ここから私は「留学生にとって人生の財産になる留学生活を!」という想いで、動き始めます。ぶっちゃけ、キッカケは留学生への気づきではあったものの、特に日本人学生と留学生を分けていたわけではないので、ここからは対象を寮生(日本人学生+留学生)として書いていきます。
具体的に行ったことは2つあり「日常でのコミュニケーション」と「毎月2回のイベントの企画運営」です。
日常でのコミュニケーション
私は日常では、「寮生とすれ違ったら絶対に声を掛けること」と「ロビー(共同スペース)で話している子たちがいたら混ざりにいくこと」を自分の中で決めて過ごしていました。
変顔
人見知りもあり、実は私は、初めはみんなに何て声を掛ければいいかわからなくて、すれ違ったらとりあえず変顔をしてみたりしていました笑(何かしらアクションを起こそうと思ったんです…)。
イギリスでは、現地の人のちょっとした行動でも自分を認識してくれてるって感じられると、すごく嬉しかったなぁとか思い出しながら行き着いたのが、変顔でした笑。
でもこれ、意外と効果があって(そういうことにしたい)、変顔で心の距離を詰めて、次に会ったときに「今日は何をしたの?」と聞いてみて「テスト勉強してたよ」という返事がもらえたら、次に会ったときに「テストどうだった?」と聞いてみる…というようにどんどんその子について知れる会話ができるようになったのです!つまり、ファーストステップの変顔は大事!笑
謎の力
また、寮生に絶対に声を掛けよう!!と思って常にアンテナを張っていたので「前方に知り合いがいるかいないか判断する力」という謎の力がめちゃくちゃつきました笑。そして、真夜中に前方に寮生を見つけ、名前を叫びながら追いかけたら不審者かと思われるという事件を起こしました。ごめんなさい。
毎月2回のイベントの企画運営
本当に沢山のイベントの企画運営をしてきました。お花見、たこ焼きパーティー、ハロウィンパーティー…etc 本当にどれも楽しかったのですが、特に思い出深い「餃子パーティー」「韓国料理パーティー」「そうめん流し」について書こうと思います。
餃子パーティー
私は、餃子パーティー開催前から「留学生の決まった子たちがなかなかイベントに参加してくれない!」と感じていました。
もともと強制参加ではないですし、来たい人が来たいときに来てくれればいいと思っていたので、正直あまり気にはしていませんでした。しかし、その日はふと「その子たちに話しかけるキッカケにもなるし、どう思ってるのか聞いてみよう」と思ったので、本当に軽い気持ちで聞いてみました。
すると、「私、ビーガン(完全菜食主義者)だから作る料理が食べられないの」と言われ、私は衝撃を受けました。
無知すぎて恥ずかしいのですが「本当にビーガンっておるんや」と思いました。物凄くレアな人達だと思っていたので、こんなに身近にいるとは思わず、とにかく驚きました。
そしてそのときに聞いた、ビーガンになった理由が「(その子の場合)動物愛」からだという価値観の違いにも、更に驚きました。
その事実を知ってから、今までのイベント振り返ってみると、確かに料理には必ず動物性食品が入っていたなと、自分の配慮の足りなさに気づかされました。
そこから何とかみんなが楽しめる形が作れないかと考え調べていると、動物性食品を使わない餃子の作り方が意外と沢山出てきました。
そして当日は、「普通の餃子」と「肉なし餃子」の2種類の餃子を作って、絶対にこの2つを混ぜないようにラベリングしました。この「2種類の餃子パーティー」にはその子たちも参加してくれ、とても楽しんでくれていたと思います。
その後のイベントでもそういった配慮を続けていきましたし、何気ないことでも気になったら「聞いてみる」ことはその人を理解する上で本当に大切だなと感じました。
韓国料理パーティー
これは、いつものイベントとは違うやり方で開催したものです。
いつもは、私を含めた日本人学生側が企画をし、料理の準備をし、みんなで一緒に作るのですが、なんとなくマンネリ化してきており「留学生にとって、与えられるだけでなく主体性を生み出せるようなイベントを企画できないかな」と考えていた時に思いついたイベントが、この「韓国料理パーティー」なのです!
このイベントでは、寮の韓国人留学生たちに協力してもらい、3種類の韓国料理をみんなで作って食べました。
韓国人留学生は、自分たちで3種類の料理を決め、役割分担し、イベント当日は「日本語で」みんなに作り方を教えてくれました。
本当に大変なことだったと思いますが、快く引き受けてくれ、最後までやりきってくれた韓国の子たちには本当に感謝しかないです。そして、本場の韓国料理は絶品でした!!
イベント後の変化として、韓国の子たちが寮の全体のLINEグループで「今から部屋飲みするから来て!」(あれ、これ書いちゃまずいかな?)とか、「〇〇の誕生日会するからみんな来て!」などと言ってくれるようになり、みんなの仲がより深まるキッカケを作ってくれるようになりました。(そして私は主体性が生まれたのだと信じたい)
そうめん流し
これを企画する前、私はとても悩んでいました。
私は「留学生にとって人生の財産になる留学生活を!」という強い想いから、沢山のイベントの企画運営をしていたのですが、あまり他の学生委員たち(寮長と各階のフロアリーダー※同学年)の協力を得られないことから、「本当にみんなはイベントなんて求めてるのかな、私の独りよがりな押し付けになってるんじゃないかな」と不安になっていました。
私はこれまで、自分の想いと活動を全く疑ってきませんでした。しかしその頃から、自分と他の学生委員との間に「溝」を感じ始め、「なんでみんなは協力してくれないんだろう」と不信感を抱くようにもなりました。そして「私のやっていることは間違っているのかもしれない」と、どんどん自分のやっていることに対して自信がなくなっていきました。
そんなときに、ロビーで話している子たちがいたので私もまざって話していると、ふいに1年生のKくんが「そうめん流ししたいです!」と私に言ってくれたのです。
そのとき私は、なんかもう嬉しくて、イベントを求めてくれていることが本当に本当に嬉しくて、「やろう!」と即答しました。そして後から「そうめん流しってどうやってやるんやろう」と頭を悩ませることになります。
調べた結果、そうめん流しは、プラスチック段ボールを使って流し台を作ったらいけそうだと分かったので、Kくんと一緒に企画し、流し台を作り、みんなでそうめんを流しました。終始、小学校の図工の時間のような気分でとても楽しかったです笑。
私はこのイベントをキッカケに、学生委員に拘らなくても「私の想いや行動に共感してくれる人たちに協力を求めればいいのだ」と気づくことができました。
また、違う視点からの気づきもありました。
その頃、私の中の優先順位第一位は明らかにKKTでした。
しかし私は、学生団体にも所属しており、あるとき、あまり団体の活動に力を入れていない私の状態を見たメンバーから「もっとコミットしろ」と言われました。
そのとき私は自分の中で「人によって活動に対する優先順位は違うんだから、みんながみんなこの団体を自分の中の1番にしてるわけじゃないってわかってほしい!」と思いました。しかしその瞬間、物凄い勢いでその言葉が自分に返ってきて、気付かされたことがありました。
寮の学生委員にとっても、KKTがその子の優先順位第一位とは限らないだろうと思ったのです。社会人であれば、お金という責任がついてきますが、KKTの活動にそんなものはありません。私は好きでKKTを自分の1番にしているし、みんなはみんなの好きなものを1番にするべきだと思いました。
「みんなのことあんまり考えられてなかったなぁ」と反省し、そこからは協力を強要しなくなりました。
そして、学生委員とか1年生とか留学生とか関係なく、まずは私の想いや行動に共感してくれる人たちに協力を求め、そこから輪を広げていくようにしていきました。そうすると、意外と「私の手をとってくれる人たちは周りに沢山いる」ということに気づくことができました。
びっくり嬉しかったこと
ここでいきなり個人的に「びっくり嬉しかったこと」をぶち込みます。
ある日、ロビーで1年生のRくんが勉強していたので、私はいつものようにゆるっと話しかけに行き、2人で楽しく話していると、ふいにRくんから「ほなみさんっていつも楽しそうですよね、見てて安心します」と言われたんです!
作り話みたいだけど、嘘じゃないですよ!こんなドンピシャで言われるなんて、そんなことあるんだ、って自分でも本当にびっくりしました。なんで言ってくれたのかは全く分からないけど、Rくんは(私が好きなあの先輩の)「安心感」や「いつも楽しそう」な雰囲気が私にもあると言ってくれたんです。
確かに私はそんな雰囲気を感じさせる先輩でありたいとは思っていました。しかし、そう感じてもらえたら良いなぁと思っていたくらいで、まさか本当にそう思ってくれて、それを言ってもらえるなんて思ってもいなくて、本当に本当に嬉しかったです。そして嬉しすぎて、後でお母さんに電話してしまいました笑。
送別会
そして、忘れもしない半年前の送別会の日。母国に帰る留学生の中の、ある韓国人留学生の子が私に声を掛けに来てくれました。(この子は特に私に協力してくれた子で、最後には「今後のKKT生活が良くなるようにアンケートを作りたい」と言ってくれ、一緒になってアンケートを作った仲でした。韓国の子はなかなかスパッと物事を言うので、それを日本風に書き直すのには、結構苦労しました笑。)
その韓国人留学生の子は、私に近づいて来て
「この留学生活は自分の人生の糧になるよ。就活や大変なことがあってもこの留学生活の幸せなことを思い出しながら頑張っていける」と声を掛けてくれました。
私はこの言葉を聞いたときに、私の持ち続けた願いが叶ったというかなんというか
私はこういうものをつくりたかったんだなぁ
と思いました。すごく嬉しかったです。
私の行動に対する結果は目に見えるものではありません。しかし、この言葉を聞いたときに私は、留学生という、言ってしまえば1人1人の「人間」の長い人生の中の一瞬をこの寮で彩ることができ、そしてそれが今後の人生を生きる上での1つの「財産」になることが出来たのだと実感し、本当に、嬉しかったです。
さいごに
今思い返せば、本当にいろんなことがあったなぁと思います。
KKTのおかげで最高に楽しい2年間でした!!!
ちょっとキツいこともあったけど、それも含めて、全部最高でした。
「KKTに入って良かった、みんなと出会えて良かった」って本気で思っています。
私は色々とやらかすし、失敗ばかりの副寮長で、みんなにとってあまり良いリーダーじゃなかったかもなぁとは思うのですが、私がやらかす度に寮生たちは笑って私を助けてくれました。優しくて温かくて面白い寮生たちに恵まれて、私は、本当に毎日毎日楽しくて幸せでした。
こんな私に1つ褒めるところがあるとすれば、「2年前、KKTを選んだこと」ではないでしょうか。あのときもあのときで苦しかったけど、諦めずに道を探して、KKTを見つけ出して、KKTに入ることを決めて、本当に良かったなと心から思っています。
2年前、KKTを選んだ私に拍手!
KKTナシでは、私の大学生活は語れません。
寮生のみんな、本当に今までありがとう!!!
国籍も、文化も、価値観も、みんなそれぞれ違うけど、私たちはみんな「KKTファミリー」です!
またいつか、みんなで会える日を楽しみにしています。
以上!