こんにちは!
特技はかわいい子探しです。ざいぜんです。
ゼミ第3回目が行われました。
今回は、ん?と思ったことは緑の◎をマークしながらメモを取るようにしました。
すると、今まで問を立てることって難しい…と思っていたのですが、意外にも自分は「ん?」と思っていることがわかりました(^^)恐らく、ほんの数秒で通り過ぎてしまうくらい些細なものだったので今まで気づけなかった(すぐに忘れていた)んだと思います。
日常でも、そんな小さな問をキャッチすることが大切なんだなと思いました。
さて、では本題にいきます。
今回はみんなの質問から前回ゼミの理解を深めていきました!
G-DLとS-DLをごっちゃにしていた話
S-DLは、「サービス・ドミナント・ロジック」と読みます。
マッサージはサービスですよね、無形です。ついつい名前につられて「S-DLかな?」なんて思っちゃいそうですが、そういうことじゃないんです。
G-DLは、「グッズ・ドミナント・ロジック」と読みますが、goods(モノ)に限ったことではないんです。G-DLは、企業が提供する価値を顧客がそのまま受け取るものだからです。例えばマッサージでは、マッサージ師が顧客に「癒し」を与え顧客は「癒し」を受け取るとします。これはG-DLです。一方、顧客が「ダイエット」などを受け取るとS-DLになります。
あれ、そうかな…。なんかよくわかんなくなってきた。この感じでいくと、全てのものはG-DLかS-DLに分けられるわけではないってことですよね。というか、そういう問題じゃないですよね。…ちょっと一旦保留!
ちなみに、G-DL={goods、servicies}であり、マッサージはserviceではなくserviciesらしいです。
◎企業はS-DLから提供物をどう売りだしていくのか
いくら「これからはS-DLだ!」と言われても、企業側は提供する価値の受け取り方が顧客によって違うことになるのですから、どう対応するんだろうと思いました。AI込みのモノならまだわかるけど、水とかはどうなるんだろう…全てのモノをS-DL的に考えるのは難しいのでは…
S-DL(価値共創)の差別化は?
🍑:S-DLといえどもサービスを真似されていけば差別化が難しくなる。そうなった場合、企業はどういったところで差別化を図っていくのか?
という質問でした。…たしかにっ!!
差別化になり得るものは…
- 内的衝動
- 利用状況変化への気づき
です。え、どういうこと?
【内的衝動】
ここでは、ロウソクの意味のイノベーションが例にあげられました。
現在、実は実は…意味のイノベーションが起こったことにより、ロウソクの市場は伸びてきています。ロウソクの売り上げを伸ばそうとしたとき…
従来: より明るく、より長く使えるようにしよう!
まぁ、普通ですね。しかしここで、ちょっと気づいてしまった人🙋♂️がいます。
🙋♂️:ロウソクを見てたら癒される気がする…
ここで、🙋♂️の考えが周りの共感を得ます。そしてロウソクは人を癒すものとして、いい香りや落ち着く色をしているものに変化していきました。
「ロウソク」であることには変わりありませんが、新たな意味付けがなされたことにより、従来とは異なるニーズを満たしたのです。これが、意味のイノベーションです。
これは、🙋♂️のちょっとした気づき(内的衝動)によるものです。価値共創ではユーザーへのヒアリングが重視されますが、この内的衝動はユーザー目線だけではわかりません。
ここに差別化のカギがあるかもしれないのです。
【利用状況変化への気づき】
ここでは、IKEAの食器が例にあげられました。
現在、欧米では朝食のスタイルが変化してきているらしいです。現代の多忙なライフスタイルが原因で、ダイニングテーブルで食事をする機会は減っており、朝目覚めたらそのままベッドの上で朝食を取るなんてこともあるといいます。
そんな生活の変化に気づいたIKEAの商品開発部が考案したのがこのボウル!
握りやすさと、食事を運んだときの安定感がウリだそうです。
このように、生活の変化などからくる利用状況の変化に気づくことも差別化のカギになりえます。課題発見から解決策を導く(-)→(+)ではなく、より良くを目指す(0/+)→(+)の気づきが重要ですね!
◎G-DL、S-DLの次は?
差別化、と聞いて「そっか、ゆくゆくはS-DLでも競争が起こってくるのか…」と思いました。イメージ的にG-DLは企業が価値を与える一方的なもの(重要なのは第1者)、S-DLは企業と顧客が価値共創するもの(重要なのは第1者と第2者)
次は…?
第3者が出てくるのかな…?でも人である限り顧客にはなり得るし…。第3者しか残ってないけど第3者って誰?!…S-DLにも入りかけの段階で次を考えるのは早すぎたかもしれませんね。
そんな感じのゼミno.3でした!
みんなの色々な視点からの質問によって私の学びも深めることができました。みんなの前で質問する意義を感じたゼミだったなぁ。
恥ずかしがりはもったいない!