ゼミ no.4 【最悪な旅WS】

こんにちは!

今日のブログは長くなる気がしています。ざいぜんです。

 

今日のゼミでは、最悪の旅を考えよう!ということで3人×3チームに分かれて考えていきました。

 

まずは、それぞれ自分の思う「最悪の旅」をポストイットしていきました。

私の思う最悪の旅…なんやろう…?

  • 財布が盗まれる
  • 彼氏と大喧嘩する
  • ちょうど台風が来て外に出られなくなる  …etc

そしてチームのみんなでシェア!

  • 靴底が取れる
  • 電車でICカードが使えない
  • バックの中がお茶でびしょびしょ …etc

なるほど、おもしろい!人それぞれ「最悪」と感じるものは違うなぁと思いました。でも、並べてみて思ってしまったんです。

なんか、どれもある意味いい旅(後から笑い話にできそう)じゃない?

じゃあ「最悪」ってなんやろう…?

私にとっては、何が原因でも自分が害を受けることは、あんまり大したことじゃないなぁと思いました。自分の失敗や不運は話のネタになるというのもありますが、私が今まで「自分がどうにもならなかった経験」をしたことがないからかもしれません。私に何か良くないことが起こっても、考えたら方法は見つかるし、何とかなってきたんです。(めちゃめちゃ恵まれてる^^;)

じゃあ、私が本当に「最悪」だと思ったのはどんなときだったかな?

と、考えているとあることを思い出しました。高校生のとき、先輩の最後の試合の前日練習で私と先輩が激しい接触をし、私は先輩にけがを負わせてしまったのです。どうすればいいんだろう、何もできない、私がもっと気をつけておけば…とか考えながら謝り続けていたなぁと思います。

つまり、私は自分が原因で人が害を受けるのは耐えられないのだろうなと思いました。自分だからこそ、どうにかできたはずの状況なわけです。耐えられないです。

これをもとに、誰もが共感する「最悪」とは何なのかな、と考えました。上のエピソードは、私にとっては「最悪」だったのですが、先輩は負傷したところを固定し試合に出ました。万全ではないけど、先輩にとっては何とかなった状態だったのかなと今なら思えます。ということは誰もが共感する「最悪」はこんなもんじゃないな、もっと本当にどうしようもないことがあるはず…と考えていると、

「死」かな、

と思いました。究極を考えると「死」以外「最悪」なことってないんじゃないかな思います。言葉が適切か分からないけど、誰も責任がとれない(どうすることもできない)ことだと思います。(この辺はまだまだ考えが浅いので、アドバイスがあったら誰か教えてください!)

私たちのチームは「最悪」を「自分が原因の人の死」とおき、ストーリーを考えました。

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こんな感じです。ここまで考えるべきだったかは分かりませんが、これは私たちが思う「最悪」だったかなと思います。

 

◎ちなみに「最悪」を考えるうえでのポイントは出来事を重ねないこと。1つの出来事に深い共感が得られるように考えていくべきとのことでした。

 

次に他のチームの最悪な旅⇩をリフレーミングしました!

フレーミングとは、今持っている固定観念とは別の見方をしてみることです。ハプニングを楽しむ、どう捉え直すと変わるのか、という視点が大切になってきます。

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この旅の「最悪」は

  • 彼氏の家族を待たせてしまったこと
  • 家に車を突っ込んでしまったこと

だと思いました。特に後者に注目しハプニングを楽しむという視点から、そもそも家に車を突っ込むという演出だったことにすればいいのではないかと思いました。そして私たちが考え付いたのがこちら⇩

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彼氏の家族はいきなり家に車が突っ込んできてびっくりするけど、大画面で見る映画に感動…。不機嫌な気持ちも吹っ飛んでしまいました!

 

いや、そんなうまくいかんやろっ

 

というのが今の気持ちです。実際に考えてた時は「いける!」と思ってたのになぁ。これの場合、問題解決型(突っ込む前に自動でブレーキがかかる等)でもなく、その場しのぎ型ではないでしょうか。

 

もっとwhyを考えてみましょう。

 

と、先生がアドバイスをくださったのでちょっと考えてみます。

なぜ主人公は上記2つの点が「最悪」だと感じたのか。彼氏の家族を待たせて不機嫌にし、その上車で突っ込んで追い打ちをかけてしまった…もともと主人公は彼氏の家族と良好な関係を築きたかったはずです。様々なハプニングが起き、それができなかったことに「最悪」だと感じたのではないでしょうか。ということで私が考えた案がこちら⇩

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かなり強行ではありますが、完成時には新な家の壁とともに新な両家族間の関係が築けていることでしょう。

 

そしてもう1度自分で最悪な旅を考えてリフレーミングしてみよう!ということだったので、考えてみました。

〈最悪な旅:日記風〉

私は昔から海外に興味があり、将来は海外で働きたいと思っている。しかしまだ語学力が足りないため、語学留学をしたいと考え、3年間必死にバイトと語学の勉強をし、やっとの思いで海外に飛び立った。私の3年間の思いの詰まった留学だ。絶対に成果を出してみせるぞと思っていた。しかし、いざ現地(イギリス)に行ってみると、欧米人の威圧感や他言語の壁に委縮してしまい、話しかける勇気を出せない日々が続いた。現地の人と仲良くなりたいけど何を話せばいいのかわからない、話しかけても会話を続けられるかわからない…結局私は、見えないものを恐れ、話しかけることすらできなかった。私の3年間の努力は何だったんだろう。最悪だ。

 

という感じです。なんか妙にリアル🙈

では、なぜこの主人公は「最悪」だと思ったのでしょうか。

主人公は3年間必死に頑張ってきました。しかし一番大事な留学時に、話しかける勇気が出せなかったことに「最悪」だと感じているのだと思います。きっと主人公の思い描いていた夢の留学生活は、現地の人と仲良くなり、英語で他愛もないことを話しながら笑いあって過ごす…という輝かしいものだったはずです。

 

そんな主人公のためにリフレーミングしてみたのが⇩こちら!

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 話しかけられないなら、絶対に話せない状態にして「話す」よりも先に仲良くなっちゃおう作戦です。仲良くなってしまえば、話しかけるのも厭わないのではないでしょうか。

 

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いろいろ考えてみるのは楽しかったです。でもこんな感じで大丈夫なのか…?もしこのリフレーミングが合っているとすると、リフレーミングをするときは、なぜ「最悪」なのか、本当はどうなりたかったのか、「最悪」が起こったうえで残されたできることは何か(↑でいうと、話せない→動ける、見れる、聞ける)を考えていったらいいのではないかなと思いました。

 

 

 

以上!やっぱり長かった。