『あやうく一生懸命生きるところだった』

こんにちは!ざいぜんです。

 

本日は、読書をしました。

題名は『あやうく一生懸命生きるところだった』です

これは、著者ハ・ワンさんが自身の経験から、「お金を稼いだら幸せになる」を否定し、「自由な時間こそ幸せになる」を教えてくれる本です。

ハ・ワンさんは、少しでも稼ぎたいと、会社勤めとイラストレーターのダブルワークに奔走します。しかし、一生懸命働いているにも関わらず冴えない人生にやりきれなくなり、40歳を目前に何のプランもないまま会社を辞めてしまいました。以降、ビールを飲みながらゴロゴロと過ごす中で、仕事や生き方について感じたことをこの本のまとめています。

読み終え、正直マネはしたくないと思いましたが、こんな生き方もあるのかと衝撃を受けました。

時間は、何かしてこそ意味があるわけではない。時には、何もしない時間にこそ大きな意味がある。人生は解釈だ!

らしいです。(人生は解釈かぁ、分かる、分かる気もするけど…。)人生の中で起こることは事実としてあるけど、その解釈は自分次第です。つまり、解釈上手が最強の幸せ者ってこと、か…?

 

しかし流石に、ハ・ワンさんも最初から上記のような考えに達していたわけではありません。(良かった…)私と同じ20代の頃は

将来、何にでもなれる可能性がもたらすプレッシャーと、何者にもなれないかもしれない不安

を感じていたようです。あぁぁ(共感)。私が感じていたことをそのまま表しているなぁと思いました。本当に何でこんな風に感じてしまうんだろう。私は自分に期待しすぎているのか、何だか本当に勝手に生きづらい。笑

 

私は今まで、結構強つよな先輩方と関わってきました。それはもう就活無双するぜ!みたいな人たちで。私もそうあらなきゃと思って1人で勝手に焦っていましたが、

人はそれぞれ、その人なりの速度を持っている。自分の速度を捨てて他人と合わせようとするから、辛くなるのだ。無理して合わせようとせず自分のペースに忠実になるだけでも、他人とは違う生き方になる。それが個性。

という部分を読んで、何だかよくわからないけど私が勝手にとらわれていたレースコースから、一旦降りてみようと思いました。降りた瞬間、みんなビュンと私の前を通り過ぎてしまって、既に見えないところまで行っちゃったなぁ、とも思いました。

でも今はちょっと楽です。何も変わってないけど笑。これからは、ちょうどいい自分のペースを見つけられたらなぁと思っています。

 

色々と感じることはありましたが、「仕事にそんなに求めすぎなくてもいいのかもしれない」とか「そのままでも幸せな生き方したいな」とか考えることが出来ました。

いい意味で物凄く気の抜ける本です。

気になった人はぜひ!

 

以上!