褒めてくれる人

2022年も年の瀬だ。
年末は何かと大変だった。色々あったが、やっぱり1番大変だったのはクリスマス。

そんなことあるもんかと自分でも思うが、彼氏と喧嘩したのだ。「クリスマスの喧嘩」人生の中でも何かと語り継がれそうなインパクトを持った字面である。

まぁ今回書きたかったのはそんなことではないので、一旦脇に置いておく。喧嘩も脇に置いておければ楽なんだけどなとちょっと思う。


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大学帰り、買い物帰り、遊び帰り...歩いていると無意識に回想する癖がある。
この前も買い物帰りに何の脈絡もなく思い出したことがあった。

日本テレビアナウンサーの桝太一さんがアナウンサーになったきっかけのエピソードだ。

舛さんは、大学時代アサリやアナゴなどの研究をしていた。大学院に進学したものの、沢山の優れた人材に出会ったことから「研究者としては一流になれない」と感じてしまう。(※1)そんなとき大学教授から「研究を説明するのが上手いね」と褒められたことをきっかけに、アナウンサーになることを目指した。

⚠️(※1)以降は私の記憶にあったのに、ネットには情報がなかった...もしかしたら間違った情報かも笑。大事なとこなのに。

ついでに、このエピソードを初めて聞いたときに「なんてラッキーボーイなんだ…」と(斜めに見ながら)思っていたことも思い出した。

そんな捻くれた受け取り方をしたのは、就活を意識し始めたころだったからかもしれない。自分の方向性ややりたいことが見つからない...そんな状況だったので、大学教授から“きっかけ”になるような言葉をもらった桝さんのことが羨ましかったのだと思う。

そんなことを何の脈絡もなく回想しながら、ひたすら歩いていた。

ちょっと進んだところで急に足が止まった。


(あれ、もしかして、)


私は来春、IT通信系の企業の編集部に就職する。言葉、ライティング、編集、メディア...そんなキーワードで就活をし始めたのは、森田先生にブログの文章を褒められたことがきっかけだった気がする。


(あ、私もか)


「財前さんの文章良いですね」と初めて先生に褒められたとき、そんなことは1ミリも思っていなかった私は「はぁ、そうですか」と流した。しかしその後も何度か先生に褒めてもらったことで、「私の文章って良いらしいよ…(そわそわ)」とやや安直に思い始める。そこから自己分析をし直してみると、昔から上記キーワードを大切にしてきたことが分かったのだ。


(なんだ私もラッキーガールだったのか)


※ここからは私が歩きながら思ったことを。

「褒めてくれる人」の力は絶大だ。話が大きくなってしまうけど、いちコミュニティ(家族、部署、チームなど)の中に必ず1人は必要だと思う。褒めてくれる人は周りの人の才能を開花させる可能性を持っている。(ゲームに出てきそう)
※ここで言う「褒めてくれる人」は「人のご機嫌をとれる人」といういみではない。「人の才能を言語化出来る人」が近いかも。

人の才能が開花すれば、所属のコミュニティにもプラスに働く(たぶん)。だからやっぱり、褒めてくれる人はいちコミュニティに1人は必要なのだ。

加えて、褒める(才能を言語化する)ことは才能(先天)ではなく能力(後天)だと思う。色んな人と出会って、その度観察して、特徴などを言語化してきた人が持つことのできる能力な気がする。

私も来春から社会人になるが、ゆくゆくは部署やチームの人たちにとって「褒めてくれる人」になりたいなと思った。どちらかと言うとサポートタイプだし、「褒めてくれる人」はサポートタイプの極みな気がする。そのためにも、色んな人と出会って、その度観察して、特徴などを言語化していきたいなぁ。


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今までも森田先生には大変お世話になったなと思ってきたが、実はまだまだ色んな角度から支えていただいていたのでは、と思った(ブログを書きながら)。

(改めて)森田先生ありがとうございました!🙇‍♂️



以上!