昨日の続き。
社会人1年目の私の課題〈スピード〉と〈マインド〉。
今回は〈マインド〉がどう課題だったのかについて触れたい。
私は「失敗が怖い」と、思いすぎる。
大小問わず何かする前に「失敗したらどうしよう」と不安になって行動が遅くなったり、何らかミス(失敗)をした後に〈失敗=社会的死〉かの如く過剰に落ち込む。
どちらにせよ次への行動に支障が出るので、“社会人”として褒められた状態ではない。
そんな私の状態を察したのか、先日新卒教育担当の方に声をかけられ面談をした。
話し始めてすぐに、私が「失敗が怖い」と思いすぎていることを見抜かれ、
「内省が強いからコト(場合によっては失敗)の前後でネガティブなことを思い込むのかもね」
と言われた。これがすごくストンと落ちた。
私はストレングルファインダーの上位資質に内省が入っている。内省とは以下のような特徴を持った資質。
- 1人でゆっくりと考えている時間 が好き
- ノートやPCを使って考え を整理していると幸せ
- 1つの テーマをより深い視点から考えら れるようになると嬉しい
こう見ると一見良さげな資質だが、悪い方向で発揮されると時間をかけて自分の考えを深め、強化してしまうという特徴もある。
私は、コト(場合によっては失敗)の前後で「失敗したらどうしよう」「失敗してしまった、こんな影響があるのでは」とネガティブなことを考え、強化してしまったのだと思う。
新卒教育担当の方も以前自分の資質が悪い方向で発揮されていたときがあったらしい。そのときに「モンスター日記」というものをつけていたという。
自分の資質が悪い方向で発揮された際、どんなときにどんな状況になったかを「モンスター日記」に記録し、タイミングや傾向をつかむ。そうすることで、予期できたり対処法を見出せたりしたそうだ。
とてもユニークな方法だな、私もやってみようと思うと同時に、社会人の人たちはこうやって地続きの道を自分なりに改善して行くんだなと思った。
自分が改善に向けて何かしなければ変わらなくて、変わらなければ苦しいまま。これからはそうなのだと何だか覚悟ができた瞬間でもあった。
これからは、この地続きの道をちょっとでも歩きやすくしていきたい。