チーズはどこへ消えた?

こんにちは!ざいぜんです。

 

最近、全然書いていなくて、何か書きたいと思い久々に開いてみました。でも、書きたいことも書けないことも沢山あるなぁと思ってるなうです。

 

近況とかは、もう少ししたらちゃんとまとめようかな。

 

ということで今回は、最近読んだ本『チーズはどこへ消えた?』について書こうと思います。(唐突)

この本は、物語を軸に「変化する状況にいかに対応すべきか」を説いています。登場人物?にとても共感し学びもあったので、感じたことを記録しておこうと思います。

登場人物?は以下の2匹と2人です。

  • ネズミ:スニッフ
  • ネズミ:スカラー
  • 小人:ヘム
  • 小人:ホー

チーズはどこへ消えた?』あらすじ

スニッフとスカラー、ヘムとホーは「迷路」の中に住み「チーズ」を探していました。

ある日、2人と2匹は大量のチーズを発見し、毎日チーズを食べながら満足いく日々を過ごしていました。しかし、あるときチーズが無くなってしまいます。

チーズが徐々に減っていたことに前々から気付いていたスニッフとスカラー(ネズミ)は、すぐに新たなチーズを探しに迷路を進んで行きました。一方、ヘムとホー(小人)は「なぜチーズが無くなったんだ」と考え込み、慣れ親しんだ場所から離れることができません。

しかし、次第にホーは自分が愚かであると感じ始め、(落胆しすぎて動けなくなった)ヘムを置いて新たなチーズを探しに行くことに決めました……

ホーの恐怖とすごさ

チーズはどこへ消えた?』のあらすじは⇧こんな感じです。

最終的に、スニッフとスカラー(ネズミ)はイチ早く新たなチーズを見つけ、ホーは葛藤しながらも進み続けたことで新たなチーズを見つけました。(ヘムの行方は、書かれていませんでした)

読みながら、私はすごくホーに共感したのです。特に、ホーが当初感じていた恐怖に。

ホーは、新たなチーズを探しに行くと決めた後も葛藤します。

 

慣れ親しんだ場所は居心地が良かったな。迷路を探し続けても何もないんじゃないか。それどころか、危険が待ち構えているのではないか…

 

などなど、ありとあらゆる恐ろしいことが頭に浮かび、死ぬほど怖くなります。

……わ、私か?

今の状況とかもあるかもしれないけど、私もあることないこと色々想像して、必ずしもはっきりしているわけではない「何か」へ、恐怖を感じることがあります。(これは、またブログに書きたいなと思っていることの1つです)

でも私は、この後ホーが自分に向けた「問い」にすごさを感じました。

 

もし恐怖がなかったら何をするだろう?

 

恐怖のせいで悪い方向に考えるのだと思ったホーは、もし恐怖がなかったらすることに目を向け、実行することにしたのです。実行したのは「新しい方向に進むこと」でした。

恐怖は実態がないことが多いので、何かするべきことがある場合、一旦行動と切り離さなければなりません。でも、怖いですよね。動けなくなっちゃうんですよね。だから、とりあえず恐怖を持ったままでいいから「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」を考えてみるんです。できるだけ事細かに想像して、書き出してみるのです。

そうしたら、ほんの一瞬、心が上向きになります。

その隙に(ここが1番難しいけど)、1歩だけ「もし恐怖がなかったらすること」に向かって進んでみるのです。

 

ちなみにホーは、新しい方向に進んでみると意外にも愉快な気持ちになったそうです。そしてまもなく、気分がいい理由が分かりました。

 

恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる。

 

ホーは恐怖に捕らわれていたことを悟り、新しい方向に踏み出したことで、解放されたのです。ここまで到達出来たら、前向きに行動できそうですよね。

恐怖を感じているときは、思考が悪い方向にロックしていることが多いきがしています。そのときに別の視点を与えてくれる「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」という問いはとても重要なのではないかと思いました。

 

これまで、恐怖を感じたら「その気持ちを受け入れることが大事」と言われることが結構ありました。でも正直、受け入れたとて楽にはならないなぁと思っていたんですよね(あぁ、ひねくれてる)。

結局、(ありきたりだけど)恐怖を乗り越えるためには行動が必要なのかなと思います。もしくは、膨大な時間かな。でも怖いものは怖いので、無理矢理行動しようとしても厳しいときはあるので、怖いまま「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」と考えてみるのはとても重要であり、ほんの少しでも現状を打開するために有効だと思いました。

 

つまり、あの状況で(恐怖を感じている状況で)この問いを立てたホーはすごいな、ということです。

 

まとめ

結構書きたいことは書いたので、あえてまとめで書くことはないのですが…

チーズはどこへ消えた?』を読んで、「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」という問いに出会えてよかったなと思いました。

また恐怖を感じた際には、自分に問いたいなぁと思います。

チーズはどこへ消えた?』おすすめです。

 

久々だったけど、やっぱり書くのはいいな~大事だな~

 

以上!