今日は、以前ブログで触れた「1年間の振り返り会」を行った。
メンターさんふたりと上司、私の4人で、私の良かった点と改善点を振り返り、2年目に向けた準備をする会。この1年で1番お世話になったお三方に囲まれるのはなんだか不思議な気持ちで、妙に緊張感があった。
会のはじめは私視点の振り返りを共有した(「1年の振り返り」記事参照)。つぎにメンターさんから、最後に上司から、私の良かった点、改善点、2年目に取り組むことを共有してもらった。
共有してもらった内容は以下(オレンジ字は私の振り返りと同じだったもの)。
良かった点
- 【姿勢】向上心/成長意欲(質を追求し周囲へ積極的に質問)、業務への責任感、積極的な意見出し(サービスの質の向上に寄与)、当たり前のことへの疑問
- 【スキル】十分な事前準備、インタビュー・撮影の質が向上、執筆スピードが徐々に向上、依頼事項のまとめ方・提出物が丁寧
- 【周囲との関わり方】先輩への基本的な気遣い、先方へのメールも不安要素なし
思いのほかマインド面を評価されていた。理想が高いので昔から基本意欲も高い。ベースなので忘れていたが、客観的には評価される姿勢なんだなと思った。あとは、準備・取材・撮影と、徐々にスキル面も向上しているようで良かった。
改善点
- 【姿勢】アドバイス/FB吸収の前に納得感を優先、慎重さが自身に悪影響(良い点だがスピード減、成長のブレーキにも)
- 【スキル】スピードと質のバランス、タスク過多だとケアレスミス頻発
- 【周囲との関わり方】気分の上下が表に出ることも
改善点は私の振り返りと重なるものが多かった。私が挙げていなかった“気分の上下が表に出ることも”は、直近の精神的な崩れもそうだし、疲れやイラつきなどが思いのほか顔に出ているんだろうな、と思い当たる節がかなりある。周囲に与える影響を考えると改善していかねばと思う。
2年目に取り組むこと
- スピード
- 向上の方法を常に考える(色々試す)
- 時間内にやり切る
- 質
- 修正・アドバイスを素直に吸収
- FBの意図を読み取る
- 毎回考え、仮でも答えを出す
- ミス
- スピードを意識しない
- ミス防止の仕組みづくり、徹底
- 「教えたい」と思われるキャラを作る
- 学生時代の延長ではなく「会社で働く財前」
- FBをまず受け入れる
- 質問すべきか自分で考えるべきか基準を設ける
- 時間を割いてくれる人への感謝・リスペクト
- 自分の方ができると思う瞬間があっても意識してバイアスをとる
- 真摯さ/謙虚さは自身の向上、周囲の協力につながる
まず、スピード、質、ミスなど、項目別に詳しく取り組むべきことを共有していただいたことに本当に感謝したいなと思った。
なかでもハッとしたのが、“学生時代の延長ではなく「会社で働く財前」”。振り返れば、「会社で働く財前」にはなれていなかった。今日、同期(ディレクター職)の発表姿を見る機会があったのだが、話し方が別人だった。そのときはぼんやり「違うなぁ」と感じていたが、いま思えば同期は「会社で働く⚪︎⚪︎くん」になっていたということだったのかもしれない。
話し方ひとつにもオンオフは表れる。私は、同期のようにクライアントとMTGといったオン必須の状況があまりない分、自分で日々意識して「会社で働く財前」を作っていかなくては、と思った。
もちろんそのほかの項目も自分に落とし込んで、2年目が終わる頃には「そんな振り返りもしてたなぁ」と余裕を持って懐かしめるくらいになっていたい。