3日間、私はあなたの会社の一員になる。

こんにちは!ざいぜんです。

はた、最近全然書いてないな。と思い、久々に書きます。何について書こうかなと考えた結果、


長期インターン』について書くことにしました。


実は、私は2021年6月25日よりライターの長期インターンをしています。執筆させてもらっている記事は多岐にわたっていて、イベントレポート記事、インタビュー記事、SEO記事などさまざまです。

今まで「個人的な内省の文章」はブログで書いてきたものの、「読み手がいる文章」はほとんど書いたことがなかったので、インターン開始当初は心配で心配でたまりませんでした。でもやってみると分かるもんですね。


「読み手がいる文章」、すごく楽しい。


文章の完成までには、複数の工程を踏みます。「書き起こし」「構成」「執筆」「タイトル・見出し付け」「修正」…なんと、全部楽しいのです。すごくないですか。おっと、なんだか各工程への私の「愛」をつづりたくなってしまったので、ちょっと聞いてください。(突然)


▼書き起こし
書き起こしには、まず「イベント(インタビュー)の録画を視聴できる」というスペシャルな特権があります。録画はほぼ1時間超えで、気付いたらドキュメント15枚目に達しているじゃないか…!なんてことも多々あるので、結構大変な工程ではあります。しかし、それ以上に内容が面白いし為になるので、とりあえず最高です(語彙力)

それからすごく個人的にですが、タイピングが好きなのです…たぶん。音とかさわり心地?が好きで、いいなぁと思いながらパチパチ打っています。我ながら何を言っているのか。


▼構成
構成の工程では、合わせて「目的」「ターゲット」も設定します。定めたターゲットにささり、発信の目的を達成できるような構成を考えていくという感じです。ターゲットを想像して、その人がどんな状況なのか、どんな気持ちなのか、どんな情報を欲しているのか…と考えを巡らせるのは本当に楽しいです。考えながら、自分がターゲットになりきるからですかね。

またここで読み手が文章をスッと受け取れるよう、トピックを入れ替えることもあります。記事にとってのベストな流れや、読み手が違和感なく受け取れる流れを自ら設計できるのは、構成を考える醍醐味なのです。


▼執筆
執筆というか編集というか、の工程です。書き起こしを構成通りに組み立てて、文や言葉を読み手が受け取りやすい形にしていきます。言葉のリズムをそろえたり、「もうちょっとカッコいい言い方ないかな」と思い検索していると、色んな言葉を発見したり思い出したりできます。これはもう言うまでもなく心が高ぶりますよね。ことばフェチの私には高揚感でしかないのです。

あと最近分かったのですが、ときどき私の文章が「分かりやすい」と言ってもらえることについて。たぶん、私の物分かりが悪いからなんじゃないかと笑。「文章を書く私」は、「物分かりの悪い私」でも違和感なく一発で理解できるような文章を書こうと頑張るので、分かりやすくなるのだと思います。書くのが上手いんじゃなく、チェックが厳しいみたいな。笑


▼タイトル・見出し付け
この工程はちょっと難しいです。どうしたら読み手に「この記事読んでみたい!」とか「もっと読み進めたい!」と思ってもらえるのか、いつも頭を悩ませています。キャッチコピーのような短く鮮やかに表現された言葉が好きで、よく探していた時期もあるのでときどきは舞い降りてくるのですが、基本難しいです。

ここはもうちょっとインプットせねばなりません。記事読もう。


▼修正
修正がこれまた最高なのです。広報の方や事業部の方に直接文章を見てもらえるし、「こんな言い回しがあるのか!」と日々発見だらけです。最近は、私が冗長的に書いていた文を、修正で「~~起因する」と言いまとめてくれており、しびれましたね。起因する。今度使おう。使いたい。


こんな感じです。

各工程への私の「愛」は伝わったでしょうか(謎)最近自分のペースも分かってきて、着手から初稿提出までを3日でいけたらベストです。書き起こし・構成に1日、執筆・タイトルに2日、て感じかなぁ。記事の内容や掛け持ち状況にもよるんだけれど。

「読み手のいる文章」はすごく責任を感じますが、やっぱり楽しいのです。加えて、イベントレポートやインタビュー記事は、なんだか入り込んでしまう感覚があります。インタビュイーさんの会社の広報になったような感覚ですかね、「どうやったら読み手に良さが伝わるんだろう」とか「書き起こしでは伝わらない温度感を伝えるには、どんな言葉が最適なんだろう」とか「〇〇さんはどんなことを想像してこの言葉を発したんだろう」とか。


私が自由に書ける初稿提出までの実質3日間、私はその会社の一員になるのです。


そんなつもりで書いているのです(もちろん提出後も責任持って入稿まで伴走しますよ…!)。そして上のように、インタビュイーさんたちに異常に感情移入してしまうので、私はもう知り合いのつもりになっている人が沢山います笑。この前イベントで、インタビュイーさんが登壇しているのを見て「あ、お久しぶりです」て思っちゃったので、結構重症だと思います。


こんな感じの長期インターン生活を送っていますね。

はた、これは『長期インターン』についてだったのだろうか。カッコよさげに色々書いてしまいましたが、広報の方々には足元にも及んでいないので、これからも色々試しつつ進めたらいいな。がんばります。



以上!